こんにちは。松山です。【ドコモ装うフィッシング詐欺】に関する「dアカウント情報窃取」に関する詐欺情報が入ってきました。
現在、大手企業を装った迷惑メール・SMSの詐欺被害が急増中です。巧妙な手口に引っかかってしまった場合の対処法や金銭トラブルの被害・情報などを具体的に調査しつつ、【ドコモ装うフィッシング詐欺】の実態についても詳しく解説していきます。詐欺にあわないためにも是非ご一読ください。
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【ドコモ装うフィッシング詐欺】の概要・仕組み
【ドコモ装うフィッシング詐欺】とは、大手通信キャリアNTT docomo(ドコモ)を装い、メール・SMS等で個人情報を奪う詐欺を組織が存在し、現在メディアやSNSなどでも注目されている詐欺案件です。
被害の多くは「dアカウントのIDとパスワードやdカード情報」などを窃取され、自身のアカウントを乗っ取り、不正に利用されるという極めて悪質な詐欺行為です。
2019年ごろには、不審な国際電話番号から着信があり、誤って折り返し電話を掛けてしまった場合に、電話番号を収集され、そこからフィッシングSMSが送られてくると言う事例があったそうですね。
そのほか、2021年5月には、「NTT」「NTTセキュリティ」「NTT dokomo」を装い、不審なアプリのインストールを促す事案があったと、ドコモの公式サイトで報告がありました。過去にもカタチを変えた詐欺っが多発しているようですね。
では、2021年6月から被害者続出中の詐欺の特徴を確認してみましょう。
【ドコモ装うフィッシング詐欺】詐欺の実態とは
2021年6月に多発した詐欺について
この6月にフィッシング詐欺が急増した要因は明らかになっていませんが、「コロナ禍に便乗しECサイトを装う詐欺」と言うことであるのは確かなようですね。現在は未だコロナ禍が継続中であり、2020年に比べるとさらにネットショップ(ECサイト)を多く利用する方もこれまで以上に増えたかと思います。
それに伴い商品やサービスの代金を通信料金と合算して支払いできる『キャリア決済』を導入するECサイトが多くなりました。
日本国内では、NTTドコモ・au・ソフトバンクの携帯電話・インターネット回線を販売している大手3社のいずれかで契約している利用者が殆どをしめています。今回の詐欺案件は、大手の社名を悪用し「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」と言わんばかりに、ドコモを装った迷惑メールが拡散されている状況です。
それでは早速、詐欺の特徴やそのやり口について確認していきましょう。
以上のようなフィッシングSMSが何パターンもあり頻繁に送られてきます。
これらの本文の最後には、URLが必ず記載されており、それをタップすると、以下のようなドコモの偽サイトに遷移し、dアカウント情報の入力画面が出てきます。
ここに自身のアカウントを入力してしまうと、次は『口座設定による本人確認手続き』と言うページに遷移し、銀行名などといった利用している金融機関を選択させようと促されます。
そして、金融機関を選択したのち、次は偽の銀行サイトで「口座番号」「ご契約番号」「暗証番号」など銀行口座情報の入力を促されます。
このサイトの画面は、公式サイトにそっくりのため、何も考えずにサクサク入力へ進んでしまう方は、要注意です。
そこから先は、危険なため調査できませんでしたが、最終的には銀行口座情報を取得した詐欺集団などの第三者によりdアカウントを乗っ取られ、クレジットカードやキャリア決済などの不正利用等の被害が報告されているようですね。そのほかに、「ドコモ口座」の預金口座から不正にお金を引き出すという事件もあるとのことです。
【ドコモ装うフィッシング詐欺】の金銭トラブルの対処方法とは？
まず、ドコモを装ったサイトでの詐欺に引っかかってしまった場合は、直接ドコモのあんしんサポートへ問い合わせしましょう。
クレカ情報を入力してしまった場合
万が一、誤ってクレジットカードや銀行口座を入力し、送信してしまった場合は、焦らずクレジットカード会社・銀行のホームページの問い合わせして先を検索し、利用できないようカードの停止や凍結をするよう申請してください。
なるべく早いうちに行わなければ、相手も詐欺のプロですのですぐにお金を不正に利用されてしまいます。
普段から相談窓口などの電話番号を連絡先に登録することもお勧めです。
尚、お金を奪われてしまった場合は、警察に被害届を出すなどがありますが、お金がそっくりそのまま返ってくる確率は非常に低いとされています。
”詐欺であるか怪しむ”ことこそ、最大の防犯対策となりますので、進化する詐欺に引っかからないよう普段から意識しましょう。
【ドコモ装うフィッシング詐欺】のまとめ
今回の記事では、【ドコモ装うフィッシング詐欺】について、調査を進めてきました。
詐欺であることは間違いありません。これらの詐欺行為は「サイバー犯罪」「SNS詐欺」などと呼ばれており、年々巧妙な手口に切り替えて進化しているため詐欺の被害者は増すばかりです。
SMSに届く見覚えのない内容のメッセージや、請求などの金銭に関わる内容、または今回のような個人情報(ID/パスワード)を要求するサイトへ遷移するURLが添付されているものは一度躊躇し、調べる癖を付けましょう。
今回のようなSMSを利用したサイバー犯罪の詐欺被害者は日々増加傾向にあり、このほか副業やビジネスでもコロナ禍に便乗した詐欺被害に遭われた方のご相談などが、連日LINEにて届いております。
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