こんにちは。松山です。
このサイトでは、巷にあふれている副業、投資案件を調査して本当に稼げるのか、やめた方がいいのかを判定しています。
今回の案件は、SKETCH(スケッチ)です。
SKETCH(スケッチ)は、たった3つのキーワードを選ぶだけで月収50万が稼げる新感覚のビジネスモデルだそうです。
3つのキーワードを選ぶだけで月収50万円?
本当だったら夢のようですが、そんなうまい話が本当にあるのでしょうか?
それとも詐欺なのか?気になりますよね。
そこで、皆さんに代わり私が実態を明らかにするためSKETCH(スケッチ)を検証してみました。
【副業】SKETCH(スケッチ)の概要
SKETCH(スケッチ)の概要をまとめてみました。
・3つのキーワードを選ぶだけで誰でも簡単に月収50万円を稼ぐことができる
・アメリカの品評会で1位を獲得したAIを使ったシステム
・運用資金0
・スキル・経験・知識は不要
・開発者は宮地乙葉
・再現率100%
こんなところです。
SKETCH(スケッチ)のビジネスモデルは、選んだ3つのキーワードをもとにSKETCH(スケッチ)というシステムが絵を作成し、その絵をSKETCH(スケッチ)と提携している企業が買い取って報酬が発生するというものです。
まあ、ビジネスモデルはシンプルではっきりしていますね。
これなら確かに、スキル・経験・知識はいりませんね。
しかし、いろいろと本当かよ?っていうことがあります
アメリカの品評会で1位を獲得したAIを使うということですが、いつどこで開かれた品評会なのか記載がありませんから信憑性がないですね。
っていうかAIの品評会なんて聞いたことがないですけど本当にあるんですかね?
仮にあったとして、今話題のChat GPTを押しのけて1位になったとでもいうのでしょうか。
あり得ない話です。
再現率100%と謳っていますがそんなビジネスはこの世に存在しません。
誇大広告だと思って間違いないでしょう。
【副業】SKETCH(スケッチ)で本当に稼げるのか?
結論からいうとSKETCH(スケッチ)はおすすめできません。
そのように判断できる理由を、私がSKETCH(スケッチ)に登録してみた結果をもとに説明します。
ビジネスモデルが怪しい
SKETCH(スケッチ)のビジネスモデルについてはすでに申し上げましたが、あんなビジネスモデルは成立しないと断言できます。
だって、キーワードを入れるだけで絵を作成するなら絵が必要な企業が自分の社員にやらせればいいだけの話です。
わざわざ、買い取る必要ないですよね。意味不明です。
おそらく、運営側がでっち上げたビジネスモデルでしょう。
会社の存在が確認できない
SKETCH(スケッチ)に登録する前に特定商取引法の表記を確認しておきましょう。
特定商取引法とは、インターネット上の商取引で消費者を悪質な事業者から守るために制定された法律です。
事業者は、氏名等の明示義務、誇大広告の禁止などの規制を守らなければなりません。
特定商取引法の表記をチェックすることで、そのサイトの信頼性を測ることができます。
皆さんもこのようなサイトを見た時は、まず特定商取引法の表記をチェックすることを忘れないでください。
SKETCH(スケッチ)の紹介ページで特商法の表記を見てみましょう。
運営業者は「合同会社キュエル」です。
念のため会社の存在を国税庁のホームページで調べてみました。
結果、存在が確認できませんでした。
存在の確認できない会社の提供するサービスなど信用できません。
所在地の住所の、「北海道札幌市中央区南四条西1004-1-901」についても調べてみました。
南四条ユニハウスというワンルームの賃貸アパートです。
しかも、広さはわずか約18㎡
こんなところに実際にオフィスがあって社員が働いているわけないですね。
電話番号も携帯のものですし、実際はどこに本拠があるかわかないということです。
「合同会社キュエル」は、存在も本拠もはっきりしない怪しい会社です。
こんな会社を信用する理由は1ミリもないですね。
SKETCH(スケッチ)はオプトインアフィリエイト
SKETCH(スケッチ)に申し込むとどうなるか検証してみましょう。
申し込むにはメールアドレスの入力が必要になります。
こんな得体のしれないサイトにメールアドレスを安易に提供すると迷惑メールが届いたり悪用される恐れがありますから注意して下さい。
私は、レンタルサーバーの捨てアドで申し込みました。
すると、SKETCH(スケッチ)とは全然関係ないASPのサイトが現れました。
なるほど、SKETCH(スケッチ)は、オプトインアフィリエイトだったようです。
オプトインアフィリエイトとは、自分のサイト内で他人の無料メルマガやウェブページを紹介して手数料をもらうアフィリエイトです。
これ自体は詐欺ではありませんが、これを悪用して甘い言葉でユーザーを集め詐欺まがいのサイトに誘導して稼いでいる悪質な業者が後を絶ちません。
SKETCH(スケッチ)もその手の業者の1つだと断定できるでしょう。
宮地乙十葉が怪しい
SKETCH(スケッチ)の開発者の宮地乙十葉は、何やら輝かしい経歴を持っているようですが眉唾モノですね。
「デジタル庁でマイナンバーカードの発行に関する全てを担当していた」などと言っていますが、マイナンバーカードといえば今、国中を騒がしている大問題です。
そのすべてを担当していたとなれば何かしらの情報があるはずですが、ググっても彼女に関する情報は一切ありませんでした。
おそらく運営側が雇った役者で実在しない人物だと思って間違いないでしょう。
SKETCH(スケッチ)の口コミ・評判
SKETCH(スケッチ)のランディングページには利用者の実績が載っていますが、こんなものを信用する人はいませんよね。
実際にSKETCH(スケッチ)で稼いだ人は存在するのか?
ググったところ「詐欺」「稼げない」と注意を喚起するサイトが多数ありました。
これだけ悪評があるということはやはり信用できないサイトだという証拠です。
【副業】SKETCH(スケッチ)検証結果
以上のことからSKETCH(スケッチ)はおすすめしません。
理由は次のようなことです。
・運営会社の存在が確認できない
・ビジネスモデルが成立しない
・宮地乙十葉が怪しい
・オプトインアフィリエイトである
・注意喚起のサイトが多数存在する
SKETCH(スケッチ)は、稼げることのない副業案件です。
申し込んでも時間の無駄になるだけですのでおススメしません。
ネットに出回る副業案件やネットビジネスは、「怪しい」「稼げない」「怖い」といったマイナスイメージが現実です。
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